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カラスは興味深い鳥で、その特徴的な習性が注目されています。

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こんにちは。サイト運営者の「まちくま」です。この「お手伝い.com」ブログは2024年4月に開設しました。日々多くのアクセスを頂き感謝しています。

カラスは興味深い鳥で、その特徴的な習性が注目されています。
以下にカラスの特徴をいくつかご紹介します。

●種類と寿命

カラスは主にハシブトガラスとハシボソガラスの2種が見かけられます。
ハシブトガラスは全体的に黒色で、光沢のある羽が特徴です。

ハシブトガラスとハシボソガラスの知能については、両方の種が非常に賢いとされていますが、微妙な違いがあります。

■ハシブトガラス

ハシブトガラスは、日本やアジアで一般的に見られる種です。

この種は道具を使ったり、問題解決能力が高いことで知られています。
例えば、ゴミ箱からエサを取り出すために道具を使うことがあります。

■ハシボソガラス
ハシボソガラスは、北アメリカやヨーロッパで見られる種です。
彼らも非常に賢く、同様に道具を使ったり、社会的な問題を解決する能力があります。

総じて、どちらの種も知能が高く、独自の特性を持っています。

カラスの寿命は 10~20 年で、秋と冬に集団でねぐら(自分の家)を作ります。 1日のサイクルは、 早朝に飛び立って日中はエサ探しをし、暗くなるとねぐらへ帰ります。 ※作られた巣は繁殖期だけ利用し、その他の時期に巣の周辺にいることはありません。

●頭の賢さ、高い脳化指数

カラスは非常に賢く、学習能力が高い鳥として知られています。
人間の小学校低学年程度の知能を持つと言われています。

「鳥頭(物忘れの激しいこと、あるいは、記憶力の弱いことのたとえ。)」などという言葉がありますが、逆にカラスは記憶力がよい鳥です。その証拠に100カ所以上にエサを隠しても、きちんと覚えています。そしてカラスは、人の顔を覚えることも得意です。 つまり認識力は抜群です。万が一人間から危害を加えられた場合は、その人間の顔を覚えてグループ間で情報を共有します。

1996年に、ネイチャーという雑誌でカラスが道具を使っている姿が掲載されました。木の葉を利用し、くちばしで葉っぱを切り取っていき、柄だけを残し、まっすぐな棒に加工したそうです。その結果、木の幹の奥深くにいた幼虫を食べたという結果がでています。

カラスが人間の言葉を話す場合にほとんど共通しているのは、「保護をされたカラス」ということです。人間に触られたカラスは、次第に人間の言葉を真似するようになります。野生のカラスはもちろん人間の言葉には、興味を持つことはありません。

しかし人間に飼われているカラスは、自分が人の言葉を話したときの人間の反応を伺っており、人間の喜びや驚きなどの反応が返ってくることを覚えます。

カラスは知能が高く、動く車の近くで生活をしたり、車が通りがかったりするだけで距離感がわかるようになるといわれています。

その距離感を熟知したうえで、タイヤが踏みつける位置に自分では割れないクルミを置いて、車にひかせることができるのです。また失敗する場合は、クルミを置き直したりもします。

カラスの脳は重くて大きく、鳥類の中でも突出していると言われており、動物の知性を測る指標の一つとされている脳化指数(脳の重さと体重から算出される値)は、イヌやネコよりも高いとされています。

●視覚能力の凄さと認識力

カラスの視力は人間よりも優れています。
餌を探す際には高い視覚能力を活用しています。

人間が色を見分ける感覚は赤・緑・青の3原色がベースです。 一方のカラスは、その3原色に加えて近紫外線もプラスした4原色で色を見分けています。 一説によると、人間は虹を見たときに7色まで識別できますが、カラスが見ると14色以上に見えるとか。

カラスは私たちの身近な存在であり、その知恵や習性には驚かされます。

カラスは非常に社会的な鳥であり、多くの場合、家族のグループやさらに大きな群れで生活しています。彼らはグループ内で階層を確立し、支配的な鳥がより多くの食物や仲間にアクセスできるようにします。また、捕食者を襲ったり、食べ物を分け合ったりするなど、協力的な行動も行います。

棒状のものを振ったり、石を投げたり、巣に近づいたりする行為をカラスは危険と感じ、行為を行った人間を敵として認識します。 人間を顔などで判別するので、たとえ服装が変わっても見分けて襲ってきます。 また、カラスはそうした情報を共有しているようです。 仲間が威嚇する様子を見たカラスは、威嚇対象を危険人物として記憶します。

カラスは非常に社会的な鳥であり、多くのコミュニケーション方法を用いて仲間と意思疎通します。
以下にカラスのコミュニケーションについて詳しく説明します。

●鳴き声の意味するもの

カラスはどうして夜に鳴くのか? 意外と勘違いされやすいですが、そもそもカラスは昼に行動する生き物です。 そのため、夜よりも昼の方がカラスが鳴き声を発する機会は多いです

カラスは群れで行動する際に鳴き声を使って仲間とコミュニケーションをとります。
飛行時にはぐれないようにする合図や、食事の合図、仲間の居場所の確認、警戒を伝える合図などを鳴き方を変えて伝えます。

例えば鳴き声が1回のときは「あいさつ」、2回のときは「注意喚起」「空腹」のときに鳴くといわれています。 4~6回は敵が来たときなど緊急事態を知らせる鳴き声で、6回鳴くのは、仲間にたいして「逃げろ」と警告する意味を持っているのです。 7~8回は仲間に合図をするときの鳴き声

「カッカッカッ」と小刻みに鳴いている時は近くに巣がある可能性が高いのでその場から遠ざかるようにしましょう。 気づかずに近づくと後方から低空で飛んできて頭をかすめたり、時には脚で我々の後頭部を蹴るなどの攻撃をすることがあります。

鳴き声で7回の場合は群れのリーダーが出す号令のようなもの、8回の場合は群れを集合させるための鳴き声とされています。群れで移動するときに欠かせないもので、カラスが群れの統率をしながら生きていることがうかがえる鳴き声です。

カラスはゴミを漁ってエサとなるものを見つけるのですが、エサが見つかると「カカカカカ」と細かい声で鳴いて仲間に食事があることを知らせます。 ゴミは朝に出されるので、カラスは「ここにエサがあるから集まれ」という合図として朝にうるさく鳴くのです

カラスはつがいで子育てをしており、特に巣へ敵が近づいたときは2羽が大声で鳴きます。 威嚇行動としては他にも、周囲を旋回して飛んだり止まっている木の枝を落としたりする行動が代表的です。 鳴き声の他にも騒がしい音がするときは、繁殖期が原因の可能性があります。

●求愛行動と「カラスの恩返し」

AI画像@MACHIKUMA

カラスは鳴き声と同じように、羽や首の動きで意思表示をします。
特に求愛行動では、メスにアピールするために様々な行動をとります。

目的の雌に近づき、毛づくろいを求めたり、光るモノや色物の部品を入手して献上(プレゼント)したり、さらには大きな声を挙げて地面を踏み踏み・・・要するに自分は「貴方にふさわしい伴侶」なんですと、仕草と行動でアピールします。この行動が平素の動きと違うため、「求愛ダンス」とも言われています。

雌が気に入れば、OKを出し、雄の毛づくろいに協力したりして、その雄に寄り添います。ダメならば、雌がその場から離脱して飛び去ります。つまり、雄は瞬間的に「失恋」するわけで、はっきりしてますね。

さらに、ご縁あってカラスは夫婦になってからは常に一緒に行動し、互いに助け合って繁殖と子育てに励みます。ちなみに終生浮気はしないそうです。家族意識はかなり強く、雄は外敵から家族を守り、雌を愛し、食べ物(餌)をせっせと運び、子を育てしっかりと教育します。素晴らしい。。。苦笑

さらに、その子供が大きくなり、独り立ちする頃になると、今度は子が両親のために外から餌を入手してプレゼントをするようになります。この子らによる「鶴の恩返し的行動」は真に感動もので、「まちくま」の知っている限り、他の生物の中でも珍しい行動と言えます。さすがに脳化指数が高いと言われるカラスですね。

さて、「カラスの恩返し」は、同じカラスの家族にとどまらず、世話になった人間にもお礼をします。命を救ってくれた者や、餌を続けてくれた人などに、プレゼントを運びます。中には「硬貨」まで運んでくれた事例もあるようですね。試しに「カラスの恩返し」と、ググって下さい。ほっこりしますよ。

●その他の行動

カラスは3月から7月頃に繁殖期を迎えます。 この時期は外敵に対する警戒心が非常に強くなりますが、巣作りの時期(3月~4月頃)は、巣材を運ぶため飛び回っており、威嚇行動をとる事はほとんどありません。 しかし、産卵後から子ガラスの巣立ちまでの時期(5月~7月頃)は、威嚇行動が増える傾向にあります。

カラスがベランダに来る一番の理由は「エサ探し」です。
カラスは常にエサを探して飛び回っているため、ベランダにエサになるものがあると飛来する可能性があります。カラスを寄せ付けないためには、ベランダに生ゴミなどカラスのエサになるものを置かないことが大切です。

カラスの赤ちゃんは何色かご存知でしょうか?

カラスは「黒い」ものだと思われています。しかし、生まれてしばらくは「赤い」、まさに「赤ちゃん」なのです。 その赤ちゃんを、毎日観察していると、日に日に、鳴き声も大きくなり、ついには、黒い姿で巣から顔を覗かせ、餌を待つように成長していきます。

カラスは飛行中や地上で特定の行動をとることで仲間にメッセージを送ります。
例えば、エサの場所を示すために特定の動きをすることがあります。

カラスの記憶力は、5年以上あるのではないかと言われています。一度捕獲されたことがある人のことを5年経過しても忘れず、威嚇されたという話があります。

カラスは、ほかの仲間や子孫に危険な人物の情報を伝える習性があります。そのため、ほかのカラスも危険人物の顔を覚えている可能性があるのです。逆に、親切にしてくれた人のことも覚えていてカラスが恩返しをしたという事例もあります。

カラスは知恵者として私たちの生活に影響を与えており、その高度な社会性とコミュニケーション能力は驚くべきものがあります。

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「まちくま」は晴れた日は、必ず自宅至近にある「浜寺公園」をウォーキングします。気持ちいいですよ。歩きながら、ふと考えたこと。日々の出来事などを思い起こし、ブログにしてみました。
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まちくま

大阪府堺市西区の一住民。自宅近隣の浜寺公園でいつもウォーキングしてます。職業はフリーランス。(他に複数のサイトを運営中。)趣味は、バイク、ネット散策、家庭での料理です。プロフィール詳細はこちら≫

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