蜂(ハチ)の一刺しとよく言われますが、決して侮れません。
「まちくま」も過去は顔と首の2箇所をいきなり刺されまして、病院の世話になったことがありました。汗
愛犬との散歩道の途中のアクシデント。。特にスズメバチは怖いことを身をもって知らされたものです。スズメバチに刺されたと思った瞬間は「チクリ」ではなく「グサッ」という衝撃があったことを記憶しています。
その後は夢中でその場から避難したのですが、「痛い」のを通り越して既に「痺れ」が襲ってきたようで、初めて恐怖に襲われました。『やばい』と。幸いにして、ワンちゃんは無事でした。『ほッ』
医学博士の小川原辰雄先生のデータによると、2019年の野生動物が原因となる日本人の死因の首位はスズメバチによるものとなっています。私はてっきり「熊(くま)」の被害が首位と思っていましたが、スズメバチとは知りませんでした。汗
先生は、『人を襲うハチ 4482件の事例からの報告』という貴重な本を執筆しており、私も体験者として読んでみました。ご興味のある方には極めてレアな書籍と思います。以下紹介しておきます。
スズメバチの種類
スズメバチ亜科は4属67種が知られ、日本にはスズメバチ属7種、クロスズメバチ属5種、ホオナガスズメバチ属4種の合計3属16種が生息します。
スズメバチ亜科はハチの中でも比較的大型の種が多く、性質はおおむね攻撃性が高いとされます。
1匹の女王蜂を中心とした大きな社会を形成し、その防衛のためには大型動物をも襲撃します。
凶暴かつ好戦的な蜂で、巣を守るために積極的に刺してくることが多いことで知られています。
応急処置
傷口を強く絞ったり吸引器を用いる方法で毒液を体内から外に出す。この際、口で毒液を吸い出してはならない(口に傷があった場合、そこから毒が染み込む可能性があるため)。
傷口を流水ですすぐ(患部の冷却と毒液の排出のため)。
医師から処方を受けるなどの方法で事前にアドレナリンを主剤とした自己注射薬のアドレナリン製剤(エピペン)を入手している場合は、これを用いることによって一時的にアナフィラキシーショックの症状を緩和することが出来る。
ただし、これも補助的な役割を果たすだけに過ぎないとのことです。
医療機関への受診が最優先
私のように過去に刺されたことがある場合は、たとえ前回大事に至らなくても、今回は短時間でアナフィラキシーショックを起こす可能性がさらに高くなり、場合によっては死に至ることもあるので非常に危険です。気を付けましょう。
可能な限り「救急搬送」を要請し、医療機関にて適切な処置をされるべきです。
個人の判断で、町の薬局などで入手したアンモニア塗布の処置はことスズメバチの毒には全く効果無いようです。(「まちくま」の体験談による)
医療機関におけるアレルギー症状(アナフィラキシー)への対処としてアドレナリンの筋注、抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン剤、ステロイドの投与等が優先されます。
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