「まちくま」が気になるパリ五輪のサーフィン、スケートボード、ブレイキンについて
【サーフィン競技】
パリ2024オリンピックのサーフィン競技は、タヒチ島の伝説的なサーフスポット、チョープーで開催されます。
競技は7月27日から8月4日までの期間内で行われ、選手たちは波に乗りながらトリックやマニューバーを披露し、
5人のジャッジによって採点されます。
日本からは、東京2020オリンピックで銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手が出場予定です。
彼の活躍が期待されます!
パリ2024オリンピックのサーフィン競技のルールは以下の通りです。
●競技形式
男女各24名の選手が出場します。
競技はショートボードを使用し、15~45分間のヒート(対戦形式)で行われます。
各ヒートでは何度も波に乗ることができ、最も良い2つのスコアの合計で勝敗が決まります。
●採点基準
5人のジャッジが、技の多様さ、タイプ、難度、スピード、パワー、フロー(動きの連続性)に基づいて採点します。
各技は10点満点で評価され、上位2つのスコアの合計が最終スコアとなります。
●ラウンド構成
第1ラウンドは3人のサーファーが競い合う8つのヒートからなり、各ヒートの勝者1人は第3ラウンドに進みます。
第2ラウンドでは、第1ラウンドの敗者16人が2人ずつ8つのヒートに分かれて競い、ここでの勝者は第3ラウンドに進みます。
は1対1のトーナメント形式で行われ、勝者は準決勝、決勝へと進みます。
このように、サーフィン競技は技術だけでなく、波の読み方や戦略も重要な要素となります。
【スケートボード競技】
パリ2024オリンピックのスケートボード競技は、7月27日から8月7日まで開催されます。競技は以下の2種目で行われます。
●ストリート
ストリート競技では、階段、レール、ベンチなどの都市環境を模したコースで技を競います。
選手はトリックの難易度、スピード、創造性、流れの良さなどで採点されます。
●パーク
パーク競技では、ボウルやランプなどの曲面を多用したコースで技を披露します。
こちらもトリックの難易度やスタイル、スピードなどが評価されます。
各種目は予選と決勝の2つのラウンドで構成され、選手たちは最高のパフォーマンスを目指して競い合います。
日本からは、東京2020オリンピックで金メダルを獲得した堀米雄斗選手が再び出場し、連覇を目指します。
【ブレイクダンス(ブレイキン)競技】
パリ2024オリンピックでは、ブレイクダンス(ブレイキン)が初めて正式競技として採用されます。
競技は8月9日と10日にコンコルド広場で開催され、男女それぞれ16名の選手が出場します。
【競技形式】
■予選
4人ずつのグループに分かれ、1対1のダンスバトルを行います。
各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出します。
■決勝トーナメント
8名の選手がトーナメント形式で対戦し、オリンピック初代王者が決定します。
【採点基準】
ブレイクダンスの採点は以下の5つの基準に基づいて行われます。
●ミュージカリティ: 音楽との融合性
●ボキャブラリー: スタイルの多様性とその豊富さ
●オリジナリティ: 独自性や創造性
●テクニック: 技の完成度や難易度、スキルの高さ
●パフォーマンス: 全体的な表現力とインパクト
日本からは、BボーイのShigekix(半井重幸)やBガールのAmi(湯浅亜実)などが出場予定で、彼らのパフォーマンスが注目されています。
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